【まとめ】産業医の採用競争を勝ち抜く「面接時に注意しておきたいこと」

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パソナで産業保健領域の転職支援を担当している遠藤 千恵(えんどうちえ)です。産業医として働きたい先生にぜひご覧いただきたい「面接時に注意しておきたいこと」を紹介します。

 

第一印象で人の印象の55%が決まる

カルフォルニア大学 アルバート・メラニアン提唱の「メラビアンの法則」によると、第一印象は視覚55%、聴覚38%、言語7%の比率で決まると言われています。面接で良い印象を得るには、どうアピールするかだけでなく、身なりや振る舞いも重要ということになります。

すぐに実践できるものは「服装」です。

●男性の場合
黒、紺、グレーなど落ち着いた色合いのスーツまたはジャケット、ネクタイを着用

●女性の場合
落ち着いた色合いのスーツやブラウスにジャケット着用など清潔感のある服装

面接時には面接官から名刺を差し出されることもありますが、名刺の交換は必ずしも必要ではありません。先方から名刺を出された際に、名刺を持ち合わせいない場合やその時点ではお渡ししたくない場合は、「すみません。本日は持ち合わせていないため失礼します」と言って、相手の名刺を受け取るだけでも大丈夫です。

その際、両手で名刺を受け取ることや、机に置く時に着席順に並べるなどマナーに気を付けましょう。

 

簡潔すぎずにポイントを押さえて説明

面接の流れについては各企業によって異なりますが、おおよそ以下のような流れが一般的です。

企業: 会社説明(組織概要、業種の特色、産業保健体制など)

医師: 職歴の説明

企業: 医師に対する質問(職歴、経験業務など)

医師: 企業に対する質問(組織や産業保健体制など)

双方: 勤務条件を含む質疑応答

企業によっては健康管理室や工場等の見学、保健師との顔合わせなどがあるケースもあります。職歴の説明について、どのような経験を積んできたか、キャリアの概略を簡潔に伝えることが必要となりますが、履歴書で伝わらないことをアピールすることも重要。まずは時系列に経験をまとめてポイントを絞ってみましょう。

 

●どのような流れで職歴を積んできたのか
●どのような業務内容を行ってきたのか
●どのような立場でどのような役割を担ってきたのか
●どのような成果を残したか

このように時系列にまとめて簡潔になりすぎず、ポイントを押さえて説明すると好印象につながります。応募企業が求める業務や役割とご自身の経験が重なる部分や役立つ部分があれば、より強調して話すと良いでしょう。アピールできる「エピソード」を織り交ぜると、面接官により伝わりやすいでしょう。

 

面接官が知りたいと思うことを理解しておく

企業から先生に投げかけられるよくある質問とその質問で先生が何を知りたいかをまとめてみました。

 

Q.当社のことはご存じでしたか?
Q.当社と同じ業種の企業での産業医経験はありますか?
Q.当社の産業医にご応募いただいたのはどうしてですか?

●質問の意図
会社への興味を持ってもらえているのかどうか、会社の特色や組織を理解してもらえているのかどうかを面接官が聞きたいと思っています。まずは企業のホームページを確認し、その企業の取り組み、特徴を把握しておきましょう。

同じ業種での産業医経験が無い場合であっても、職種や従業員の年齢層など何か共通点を見つけてお話されると良いでしょう。企業の特色や組織についても面接官に質問することで興味があることが伝わります。

 

Q.産業医の資格を取ろうと思ったのはどうしてですか?
Q.産業医としてどのようなことに取り組みたいですか?
Q.今後も産業医として勤務をされるお考えですか?

●質問の意図
産業医の仕事に対する意欲、取り組む姿勢、長期的に自社の産業医として活躍いただけるのかなど

 

Q.メンタル対応、復職支援のご経験はありますか?
Q.面談などで複雑なケースを対応された経験はありますか?その際にどうような対応をされましたか?
Q.主治医との連携はどのように取りますか?
Q.産業保健体制の構築や立上げに関わられたことはありますか?

●質問の意図
主に産業医の実務経験のある方によある質問です。
(1)メンタル・復職支援の対応経験があるか
(2)主治医との連携が取れるか
(3)産業保健体制の構築
守秘義務の兼ね合いで、携わってきた内容を具体的には話せないこともあるかもしれませんが、問題解決に向けて取り組んだ姿勢を盛り込みながらアピールすると経験値を評価される大事なポイントです。産業医の立場から、従業員や企業側に対してどれだけ具体的なアドバイスができるかも同時に見られるポイントです。ご自身が日頃活用している資料などを見せながら説明するのもとても効果的です。

 

「先生から何ご質問はございますか?」を乗り切る

面接官からは必ず、先生に対して企業への質問があるかを質問されますが、「当社に対してどれだけ興味があるのか」、「積極的に業務に取り組めるかどうか」ということを面接官は見ています。

その企業の産業保健に対する現在の方針や今後のビジョン、具体的な業務の推進、今後携わっていきたい業務の質問など、「企業への質問は業務へ取り組む姿勢のアピール」と思って時間の許す限り質問すると良いでしょう。

・休みが多いか?
・給与UPの可能性があるか?
などの質問は、働く上では確かに気になってしまいますが、こういった質問は自分からは出さず、面接官から話が出た際に質問するようにするか、面接前後にエージェントを通じて確認してもらうと良いでしょう。

パソナでは、面接を通じて企業にアピールする「面接対策」やご相談を承っております。

パソナでは産業医求人(専属・嘱託)も多数ありますが、ご希望の職場にスムーズに就任できるお手伝いを通じた成約実績とその経験において強みがあります。

産業医の転職にご興味がある先生は是非お問い合わせください!!

 

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