産業医で転職するなら必見 競争に負けない「履歴書・職務経歴書」の書き方をご存じですか?

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パソナで産業保健領域の転職支援を担当している遠藤千恵(えんどうちえ)です。転職活動で必要となる「履歴書・職務経歴書」の書き方について今回は紹介します。

 

再確認 履歴書・職務経歴書の必要性

多数の応募者がいる中で書類選考が行われるためです。産業医の応募に関しては、提出が必須です。特に「職務経歴書」は、それに目を通すことで候補者の実績や強みが分かり、採用担当者が書類選考を通過させるかどうかを判断する重要な材料となります。

文章の書き方や構成についても大切なポイントですが、特に重要なのは、募集内容の業務に従事する際に必要な技量があるかどうかという点です。

本来は、「履歴書(写真付き)」とそれとは別に「職務経歴書」の提出が正式な形となりますが、パソナでは、履歴書と職務経歴書を一体化させたフォーマットを用意しております。特徴は、写真を貼る欄が無いこと。書類作成に時間がかかることで他の候補者に先を越されてしまわないよう配慮しています。

もちろん、当社のフォ-マット以外でも選考は可能です。よろしければパソナの書式をご利用ください。提出する書類が先生の「第一印象」となることをよく念頭に入れておきましよう。

 

履歴書・職務経歴書をどう書くか(基礎編)

先生方からよくある質問です。記載する際のポイントをまとめました。

・読みやすさ
一般的にA4判で、2〜3枚、多くても4枚以内に。文章を的確にまとめる能力についても採用担当者はチェックしています。

・在籍期間
よくあるのが、職歴の箇所で退職日の記載が無いこと。過去の職歴においての在籍期間は重要です。退職日は必ず記載しましよう。

また、在職期間が短い職歴がある場合は、「当初より期間が限定された勤務」「〇〇資格取得のため退職」などのようにボジティブな理由を記載し、採用担当者の印象が悪くならないようにしましよう。

 

履歴書・職務経歴書をどう書くべきか(応用編)

ご自身をアピールし、選考を勝ち抜くためには上手なアピールが必要です。そのお手伝いなら、パソナにお任せください。

・仕事に対する姿勢をアピール
職務経歴書では、担当してきた業務だけではなく、「どのような取組や工夫をしてきたか」が重要です。特に、未経験の仕事にチャレンジしたい場合は候補者が新しい仕事への適正がどれぐらいあるのか判断することが難しいものです。

例えば、企業内での産業医経験が未経験であっても「健診機関にて健診結果後の事後面談を行っていた」など、関連のある経験を書くのも◎です。
「病院勤務において、チーム医療を大切に考え、スタッフの教育にも携わってきた」など、入職後の仕事に対する取組みが想像できるような一文があるとアピールに繋がります。

・志望動機で積極性をアピール
産業医を採用する側にとって、自分の企業に興味を持ってもらえていることは嬉しいものです。志望動機を書く前に、企業のホームページを確認。会社全体の取り組みや業務内容、企業の特徴や今後のビジョンなどを把握しておきましよう。

また、志望動機の内容には「企業に対する積極的な興味」を盛り込んでおくことが有効です。「休みが多い」「仕事がラクそう」「給料が良い」などを志望動機に記載すると印象が悪くなりますので控えるようにしましよう。

・「今の自分」と「将来の自分」をアピール
「自己PR」は志望動機同様、とても注目されるポイント。産業医の実務経験がある方は、経験や実績のアピールは効果的ですが、それと同じぐらい採用の担当者は「将来、当社でどのように仕事に取り組んでくれるのだろう」という視点で見ています。
「今後とのように産業保健を推進していきたいのか」、「そのために産業医に何を求めているのか」とその企業をイメージしながら、記載すると良いでしよう。

産業医の実務経験が無い方は「やりたいこと」に重点を置くことになります。従業員の健康管理に携わりたい理由やビジョンを明確にし、前向きに柔軟に取り組む姿勢をアピールしましよう。

産業医の転職にご興味がある先生は是非お問い合わせください!!

 

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